ふるさと納税とは?
そもそもふるさと納税ってどんな制度でしょうか。
総務省のふるさと納税ポータルサイトには以下のように書かれています。
多くの人が地方のふるさとで生まれ、その自治体から医療や教育等様々な住民サービスを受けて育ち、やがて進学や就職を機に生活の場を都会に移し、そこで納税を行っています。
その結果、都会の自治体は税収を得ますが、自分が生まれ育った故郷の自治体には税収が入りません。そこで、「今は都会に住んでいても、自分を育んでくれた「ふるさと」に、自分の意思で、いくらかでも納税できる制度があっても良いのではないか」(出典:「ふるさと納税研究会」報告書)、そんな問題提起から始まり、数多くの議論や検討を経て生まれたのがふるさと納税制度です。
総務省ふるさと納税ポータルサイトより引用
長々と書いてありますが、要は税収が少なくなりがちな地方に寄付をすることで地方の税収を増やそうという制度です。
寄付した人には、寄付したお礼として自治体から返礼品がもらえます。
しかも2000円を超える寄付は国が負担してくれます(寄付金控除)。
つまり、1年間に2000円負担するだけでお礼の品々がもらえるということです。
ですが、本記事で紹介する方法を実践すれば2000円の負担すらなくなる、むしろプラスにすることさえ可能です。
もし今までふるさと納税をやっていない方はもったいないですよ!
ぜひやりましょう!!
返礼品にはどんなものがある?
はっきり言ってたくさんありすぎてここに書ききれません。。。
一例を挙げると、以下のようなものがあります。
- 高級肉や果物、海鮮、スイーツ等の食べ物
- トイレットペーパー100ロールとか、BOXティッシュ60箱とかの日用品
- 炊飯器等の生活家電(ただし、家電は寄付額高め)
- ホテル宿泊やレストラン等のギフト券
普段より贅沢するもよし、生活必需品でもよし、選択肢はいろいろありますね!!
ワンストップ特例制度
2000円以上の寄付金控除を受ける場合には “確定申告” もしくは “ワンストップ特例制度” のどちらかの手続きが必要です。
ワンストップ特例の方が圧倒的に手続きがラクなので、特別な事情がない場合はワンストップ特例を激しくオススメします。
詳細な手順は後述しますが、寄付した自治体から届いた申請書に必要事項や本人証明書類を貼って返送するだけです。
ただし、ワンストップ特例による寄付金控除を受けるためには下記の条件をクリアする必要があるため、その点注意しましょう。
- もともと確定申告や住民税申告をする必要がない給与所得者であること。
会社勤めなら問題なし。ただし、年収2000万円を超えると対象外。
医療費控除等で確定申告が必要な場合も対象外。 - 1年間に寄付する自治体が5以下であること
(寄付回数でなく、自治体数なので同じ自治体に複数回寄付しても1と数える) - 寄付金額が控除上限額以内であること
寄付金の上限額の調べ方は後述する “ふるさと納税のやり方” に記載してます。
ふるさと納税サイトの選び方
ふるさと納税サイトはたくさんありますが、自治体、返礼品の数が多いのは下記4サイトです。
この中で私がオススメするのは楽天ふるさと納税一択です。
理由はポイント還元が一番多いからです。
要するに、寄付(購入)によって楽天ポイントを2000ポイント以上もらえば自己負担額の2000円を相殺できるってことです。
メリット | デメリット | |
楽天ふるさと納税 | ・楽天ポイントがたくさん貯まる ・楽天スーパーセール等、通常の買い物と同様にポイントが付く | – |
ふるさとチョイス | ・掲載自治体数が一番多い | ・ポイント還元がない |
さとふる | ・返礼品の発送が早い | ・ポイント還元がない |
ふるなび | ・ふるなびコインが貯まる コインはAmazonギフト券や楽天ポイントに交換可 | ・ポイント(コイン)還元率は楽天に劣る |
ふるさと納税のやり方
①寄付金の上限を確認
家族構成や収入によって寄付できる上限額が変わるので、まずは上限額を調べましょう。
かんたんシミュレーターでは大まかな額がわかりますが、詳細金額を知りたい場合は詳細版シミュレーターで調べましょう。
詳細版シミュレーターは下の方にあります。
②返礼品を探す
カテゴリーを選択したり、検索窓で検索して欲しい返礼品を探しましょう。
迷うようなら、人気ランキング等見てみるのもいいですね。
③寄付する(購入)
欲しい返礼品が見つかったら寄付手続きです。
寄付といっても難しいことはなく、普通に楽天市場で買い物するときと全く同じです。
寄付(購入)時にワンストップタイム申請書の選択肢があるので、必ず「必要」を選択しましょう。
たくさん楽天ポイントをもらうには?
楽天スーパーセールに5 or 0のつく日を合わせるのがオススメです。
イベントに乗っかればポイント還元10%以上などザラです。
もし20000円の寄付でポイント還元10%なら2000ポイント付きますので、それだけで自己負担の2000円を相殺できます。
つまりタダで返礼品がもらえるってことですね。
2000ポイント以上もらえば
タダどころかポイントがプラスになるってことです。
でも、楽天でそんなに買い物しないし、ポイントたくさんもらってもなぁ…
大丈夫です!
楽天カードや楽天ペイを使えば楽天ポイントをスーパーなどで現金の代わりに使うことができます。
今や主要なお店ではほとんど楽天ポイントが使えるので、楽天ポイント=ほぼ現金と考えても過言ではないでしょう。
④ワンストップ特例申請
寄付してしばらくすると、寄付した自治体からワンストップ特例申請書が届きます。
必要事項(住所やマイナンバーカード番号等)を記入し、本人証明書類を貼り付けて返送すればOKです。
慣れれば5分くらいで終わります。
本人証明書類はマイナンバーカードのコピーが一番簡単です。
マイナンバーカードの裏表のコピーを貼るだけです。
マイナンバーカードをスキャナーで取り込んでPDF等データ化しておけばラクですね。
(データ化した際は万が一に備えてパスワードをかける等しましょう)
申請期限に注意
ワンストップ特例申請書の返送は寄付した年の翌年1月10日必着です。
期限に間に合わない場合、確定申告が必要になってしまうため、必ず期限までに返送しましょう。
万が一期限までに間に合わないという事態を避けるため、年末の寄付は避けた方が無難です。
以上、ふるさと納税のやり方、コツの紹介でした。
今までやったことないという方は、これを機にぜひチャレンジしてみましょう!!
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