自転車やバイク通勤だと雨の日にレインウェアを使う人も多いと思いますが、長く使っていると生地が擦れて薄くなったり、縫い目やから雨がしみこんでくるようになってきますよね。
私は通勤に自転車で片道30分ほどかかるんですが、数年前に買ったレインウェアが股の部分から雨がしみこんでくるようになってきました。
ちょうどいい感じに股の部分が濡れてしまうので、いい歳こいたオッサンが漏らしたみたいになるんです…orz
もう漏らさないために、ワークマンで非常に評判のいい ”INAREM(イナレム)ストレッチレインウェア” を購入したので詳しく解説していきたいと思います。
別記事で解説したワークマン防水サファリシューズと併せて使えばコスパ最強装備間違いなしです!
イナレム、、、ムレナイ、、、こういうネーミングセンス好きです。
INAREMストレッチレインスーツ概要
色の違いは上着のみで、パンツは黒で共通です。
上下セット4,900円(税込)という低価格ながら、袖の部分に色の切り替えがあり、デザインもおしゃれです。
「いかにも雨具」といった感じはないので、ちょっとした防寒着代わりにも使えそうです。
また、上着は背中側の裾が少し長いです(燕尾服というと言い過ぎですが、そんなイメージ)。
多少リュックを背負っても上着がめくれ上がることはなさそうです。
こういう細かい配慮がさすがワークマン!!
そして驚くべきは耐水圧と透湿度の高さです。
耐水圧はともかく、透湿度25,000g/m2/24hのレインウェアって、普通軽く万越えですよ!?
この高性能で上下セット4,900円って安過ぎです。
すごいぜ!!ワークマン!!!
耐水圧とは?
JISが定めた測定方法によって、生地表面がどのくらいの水圧まで耐えられるかを表した数値です。数値が高いほど防水性に優れています。
耐水圧10,000mmとは、素材に10mm四方×高さ10mの水柱を立てても水が染み出さないことを表しています。
※繰り返しの洗濯や使用時の摩擦によって機能は少しずつ低下します。
出典:ワークマン公式オンラインストア
耐水圧の目安は以下のとおりです。
INAREMの場合20,000mmなので嵐でも耐えうる耐水圧ということになりますね。
耐水圧 | 耐えられる雨の強さ |
300mm | 小雨 |
2,000mm | 中雨 |
10,000mm | 大雨 |
20,000mm | 嵐 |
透湿度とは?
レインウェアの蒸れにくさの基準です。生地の素材1㎡あたりに24時間で何gの水分が透過したかを表す数値で、数値が高いほど蒸れにくくなります。
※透湿は蒸れを軽減する機能であり、完全に蒸れないということではありません。快適な環境で作業する為の補助的な機能です。
出典:ワークマン公式オンラインストア
透湿度の目安は以下のとおりです。
INAREMの場合25,000g/m2/24hなので自転車でも蒸れずに使えそうですね。
透湿度 | 蒸れにくさの目安 |
2,000g/m2/24h | 安静時 |
5,000g/m2/24h | 軽い運動 |
8,000g/m2/24h | 激しい運動 |
素材
素材は上下ともにポリエステル100%です。
ストレッチ加工がされているため動きやすく、安物でありがちなパリパリとした硬い感じはないです。
裏地はマットな銀色でサラっとしていて肌触りが良いです。
各部詳細
縫い目
縫い目はすべて内側にしっかりとシール処理がされています。
耐久性がどうか気になるところですので、しばらく使ってみて記事を更新したいと思います。
反射材
反射材は背中と左腕の部分にプリントしてある “INAREM” のロゴだけのようです。
夜使う場合、反射材としては心もとないので、オレンジやベージュのように明るめの色を選んだ方がいいと思います。
上着
袖
ゴムが入っており、マジックテープで太さを調整するタイプです。
これはよくあるタイプなのであまり説明も不要かと思います。
サイドポケット
ファスナーの上にしっかりと二重にカバーがついています。
これはかなり雨が入りにくそうですね。
胸ポケット
左胸にポケットがあります。
サイドポケットのようなカバーはなく、ファスナーのみです。
あまり使うこともないと思うので、デザイン&おまけ程度かなと思います。
パンツ
ウエスト部分
ゴム+ひもで調節するタイプです。
お尻部分
お尻部分は縫い目がない作りになっています。
自転車乗りにとってこれは地味にうれしいです。
なぜなら、自転車に乗っていて一番雨がしみ込んできやすいのがお尻部分だからです。
耐水圧が高くても、サドルに体重がかかるとかなりの圧力になるため雨がしみ込んできやすいんですよね。
裾
長さの調節機能はありませんが、裾にボタンがついていて、ボタンをとめることで裾をすぼめることができます。
大き目のサイズを買って長さが長い場合は、裾を踏んでしまわないようボタンをとめてすぼめた方がよさそうです。
収納
ありがたいことに収納用の袋が付いています。
折りたたんで収納袋に入れればかなりコンパクトになります。
サイズ感
レインウェアとしてはちょっと細身です。
普段着るサイズ+1~2サイズ大きめの購入をおすすめします。
店舗では普通にハンガーにかかった状態で売られているので買う前に試着してサイズ感を確認した方がいいですね。
どうしても店舗が近くになく、オンラインで購入される方は、私が着用した画像(LLサイズ)を参考にしてみてください。
画像はTシャツ+Gパンの上に着用したものです。
レインウェアの下に服を着こむ場合は2サイズ大きめでもいいかもしれません。
筆者べジフトのスペック(2022.5現在)
- 身長176cm
- 体重63Kg
- 体脂肪14%の自称やや細マッチョ
使用感
雨の日に片道30分ほどの自転車通勤で使ってみました。
感想はというと、超快適でした!!
確かにイナレムの名にふさわしい透湿度でした。
上下セット、高機能で4,900円は超オススメ!!
以上、INAREMストレッチレインスーツの解説でした。
お分かりの通り、この高性能レインウェアが4,900円は超絶高コスパです!
あとは耐久性がどのくらいか?というところが気になるくらいですね。
しばらく使ってみてまた記事をアップしたいと思います。
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