緑のある庭ってステキですよね!
我が家は家を買ったとき駐車場兼庭が砕石のみで全く何もありませんでした。
駐車場は外構工事でコンクリートを施工しましたが、家の前にはまだ砕石が残っている状態でした。この砕石の部分をDIYで人工芝化したので、その一連作業を解説します!
天然芝と人工芝のメリットとデメリット
本記事では人工芝の施工を解説していきますが、天然芝、人工芝にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
人工芝の最大のメリットは、ほとんどメンテナンスせずともきれいな芝を維持できることだと思いますので、
「庭に緑を取り入れたいけど、定期的なメンテナンスはめんどい!」
という私のような人間にはもってこいの選択ですね!!
メリット | デメリット | |
天然芝 | ・価格が人工芝より安い場合が多い ・芝が不自然に寝てしまうことがあまりない | ・定期的な芝刈り、除草などが必要 ・冬場は黄色く枯れるものが多い |
人工芝 | ・芝刈り、除草等メンテナンスが不要 ・年中緑のままなのでキレイ | ・価格が天然芝より高い場合が多い ・芝が寝てしまうとブラシ等で起こす必要がある |
必要な材料と道具の準備
基本的な手順は、地面の上に防草シートを敷き、その上に人工芝を張るというシンプルな作業です。
必要な材料と道具は少なく、大がかりなDIYの割には難易度は低いので、比較的とっかかりやすいと思います。
必要な材料
防草シート
人工芝だけで施工することも可能ですが、防草シートはあった方がいいです。
なぜなら、人工芝には “水抜き穴” という排水用の穴がたくさんあり、そこから日光が差し込むため、人工芝の下に雑草が生える可能性があるためです。
人工芝の下に防草シートを敷くことで完全に日光を遮断でき、雑草が生えるリスクを減らすことができます。
防草シートはいろいろな種類がありますが、定番ともいえるデュポン社のプランテックス(旧ザバーン)を選択しました。
プランテックスは厚さの違いで125、240、350(数字が大きいほど厚い)等の種類がありますが、一般家庭用は240以下で問題ありません。
数字の後のアルファベットは色を表している(BB⇒黒、G⇒緑)だけですので、特に気にする必要はありません。
2018年4月にザバーンからプランテックスに商品名が変わりました。両方の商品名が混在した状態で販売されている状態ですが、どちらも性能は同じと考えて差し支えないでしょう。
人工芝
パイルの長さ(芝の深さ)
パイルは長めの方がおすすめです。
長い方がより自然に見えます。
私は38mmのものを購入しました。
また、芝をU字ピンで固定するため、パイルが短いとU字ピンを隠せず、見た目が悪くなってしまいます。
そのためにもパイルは長めがおすすめです。
芝の色
色はなるべく黄色が多く含まれているものがおすすめです。
あまり緑すぎるといかにも人工芝っぽくなり、不自然に見えます。
夏色と春色が選べる場合は迷わず春色をおすすめします。
私はJARDINのリアル人工芝の春色を購入しましたが、春色を購入して大正解でした。
とても自然な色合いで大満足です。
しかし、最近のリアル人工芝は本当によくできてます。
近くで見ても「本物か??」って思いたくなるぐらい。ホントにすごいなぁ…
U字ピン
人工芝とセットで付属されている場合も多いです。
付属されていない場合や足りない場合はホームセンター等で購入しましょう。
必要な道具
基本的に施工したい場所通りの形に防草シートと人工芝を切り、U字ピンをハンマーで打ち込んでいきます。
事前準備
雑草の除去
まずは人工芝を張る場所はきれいに雑草を除去しましょう。
事前に除草剤を撒いておいて完全に雑草を枯らしておくのもよいと思います。
地面を平らにする
最初に地面を平らにしておかないと芝の施工がしづらく、見栄えも悪くなってしまいます。
完全な真っ平らにする必要はないですが、大きな石を取り除く、穴を埋める等はしっかりやっときましょう。
防草シートの施工
先に完成した画像を載せておきます。
このように人工芝を施工したい場所全体に防草シートを敷き詰めます。
U字ピンは人工芝の上から打つので、防草シートにはずれない程度に数か所打つ程度で問題ありません。
プランテックスは簡単にはさみで切れるので角は少しずつ切ってうまく形がフィットするようにしましょう。
人工芝の施工
張り方は防草シートと基本的に同じで施工する場所の形に合わせてカットし、U字ピンを打ちこんで固定していくだけです。
曲線部分は少しずつ切れ目を入れて形を整えていくとやりやすいです。
U字ピンの打ち込み
芝の上からU字ピンを打って固定していくだけなんですが、ちょっと注意点があります。
U字ピンを一気に打ち込んでしまうと、芝の上にピンがむき出しになってしまい、見栄えが悪くなります。
画像のように途中で打ち込みを中断し、ピンの下の芝をかき出して、できるだけピンを隠すようにしましょう。
やはり長いパイルを選んだ方がピンを隠しやすいです。
U字ピンを目立たなくする方法として、緑色のU字ピンを使うという手もあります。
完成!!
やはり緑があるとないとでは全然印象が異なりますね。
庭っぽさ(?)が一段とアップしました。大満足の仕上がりです。
大がかりなDIYにしては割と難易度は低めだと思いますので、ぜひ挑戦してみてください!
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